ちょっと遅いお花見へ

　ここ数年、桜の時期は本当に忙しい。
　今年も、桜は通勤途中の桜並木を車からながめておわっちゃった

　と思ってたら、母が「醍醐桜みたい」って言ってたのを思い出した

　そんなわけで、雨の予報のなか、北房町へGO

　醍醐桜は、岡山県の県北、北房町にある一本桜。樹齢は１０００年。かつて醍醐天皇が隠岐に流される途中でこの桜をみてその美しさを称えた、といわれたことから、醍醐桜と呼ばれるようになったといわれています。
　山の山頂に一本立っているので、そこに行くには車でないといけません。
　何年か前に行ったときは、途中から大渋滞で。山頂まで行くのに２時間近くかかったのです。その悪夢から、すっかり行く気をなくしてたんですけどね。

　が、今日はあっけないほどあっさり到着
　警備の人は道中たくさんいたし、渋滞をさけるため、朝はやく出発したのもあったけど。駐車場が増えたせいもあるのかなあ。

　
　肝心の桜。

　ちょっと散りはじめですが、満開
　この桜は、ヒガンザクラという種類で、花弁がちょっと小さ目。花も白くて、大木とはうらはらに、とても可憐な花なのです。

　
　そばには、２代目も。
　２代目とはいえ、こちらもけっこうな大木です。
　この醍醐桜以外にも、駐車場周辺にもたくさんの桜の木があって、こちらも満開。さすが県北です。桜の時期が遅いんですね。

　桜の周辺は、昔はなにもなかったのに、今日はたこやきややきそばの出店や、地元のかたによるうどんや草餅のお店もありました。温かいお茶のサービスもあって、ちょっと寒かった今日のお花見にはうれしいおもてなし。
　


　渋滞を予測して出発したので、山をおりて、道の駅をのぞいても、まだ１０時半。
　ここまできたら、卵かけごはんと母がいうので、ちょっと足をのばして美咲町へ。

　卵かけごはんといえば、「食堂　かめっち」
　ブームになってから、何年も経ってるのに、１１時なのに、今日も大勢の人が待ってました。
　
　ここでも桜を眺めながら待つこと１５分。

　今日は、新メニューの黒豆の卵かけごはんを注文。
　
　通常の白ごはんが３５０円（原材料の高騰で、ちょっと値上げらしいです）。黒豆ごはんが４００円。黒豆のほうは、おかわりに白ごはんも選べるからお得かなあ（すでに、おかわりする気まんまんだし）

　で、この豆ごはん。おいしい
　卵かけにしなくても、ごはんだけでもおいしいのです。黒豆も、とてもやわらかい
　このちょっぴり塩味のきいたごはんに、新鮮卵の組み合わせ。幸せ

　結局、おかわりも黒豆ごはんでいただきました。おなか一杯だ～。

　心配したお天気も、ぎりぎりセーフ。家についたら、大雨でした。
　めずらしい。